はじめに：その沈んだ気分、ひとりで悩んでいませんか？ 

「気分が沈んで何もする気が起きない」「憂鬱な気持ちがずっと続いている」「何をしても楽しくない」と感じることはありませんか？誰でも一時的に気分が落ち込むことはありますが、その状態が長く続くと、日常生活に大きな影響を与えます。「また今日も何もできなかった…」と自分を責めてしまう方もいるかもしれません。 

たての心療クリニックでは、皆様の「気分が沈む」というお悩みの根本原因を探り、適切なサポートを提供いたします。我慢せずに、お気軽にご相談ください。 

なぜ？気分が沈む原因と背景にある疾患 

気分が沈む原因は人それぞれですが、大きく分けて心理的な要因、身体的な要因、環境要因の３つに分類できます。また、背景に病気が潜んでいる場合もあります。 

気分が沈む主な原因 

• 心理的な要因： ストレス、不安、悲しみ、過去のトラウマ、自己肯定感の低下、人間関係の悩みなどが原因で、気分の落ち込みや意欲低下につながることがあります。 
• 身体的な要因： 睡眠不足、過労、栄養不足、ホルモンバランスの乱れ、身体の病気などが原因で、身体的なエネルギーが低下し、気分が沈むことがあります。 
• 環境要因： 大きな環境の変化（引っ越し、転職、失恋など）、人間関係の変化、仕事や学業でのプレッシャーなどが原因で、心身に負担がかかり、気分が沈むことがあります。 

気分が沈む背景にある可能性のある疾患 

気分が沈む背景には、以下のような疾患が隠れている可能性もあります。自己判断せずに、気になる症状があれば当クリニックにご相談ください。 

• うつ病： 気分の落ち込み、意欲の低下、興味や喜びの喪失などが主な症状で、日常生活に支障をきたすほどの気分の落ち込みが持続します。 
• 適応障害： ストレス要因に対して過剰な反応を示し、気分の落ち込み、不安、不眠などの症状が現れます。 
• 双極性障害(躁うつ病)： 気分の高揚（躁状態）と落ち込み（うつ状態）を繰り返す病気で、うつ状態の時には強い気分の落ち込みが見られます。 
• 睡眠障害： 睡眠不足や睡眠の質の低下は、日中の眠気や倦怠感、気分の落ち込みを引き起こします。 
• 自律神経失調症： 自律神経のバランスが崩れることで、気分の変動、倦怠感、疲労感など様々な症状が現れます。 
• 甲状腺機能低下症： 甲状腺ホルモンの分泌低下により、倦怠感、意欲低下、気分の落ち込みなどの症状が現れることがあります。 
• 月経前症候群（PMS）/月経前不快気分障害（PMDD）： 月経前に特有の精神的・身体的症状が現れるもので、気分の落ち込み、イライラ、不安などが含まれます。PMDDはPMSよりも症状が重いとされています。 
• 更年期障害： ホルモンバランスの変化に伴い、気分の落ち込みやイライラなどが現れることがあります。 
• 産後うつ： 出産後のホルモンバランスの変化や育児のストレスなどが原因で、気分の落ち込みや不安などが現れることがあります。 

沈んだ気分を和らげる方法：専門家と一緒に解決策を探しましょう 

たての心療クリニックでは、患者様一人ひとりの状況を丁寧に伺い、以下の様な治療法や対策を組み合わせて、最適な治療をご提案いたします。 

• 精神療法： 気分が沈む原因となっている心理的な問題や、考え方の癖などを明らかにし、感情の整理や問題解決、考え方の修正などをサポートします。 
• 薬物療法： 必要に応じて、気分の落ち込みや不安を和らげる薬、睡眠を改善する薬などを処方いたします。 
• カウンセリング・認知行動療法： 考え方や行動パターンを見直すことで、気分の落ち込みを改善し、前向きな気持ちを取り戻すための方法を学びます。当クリニックでは、経験豊富な公認心理師がご希望に応じ対応いたします。 
• 生活習慣の見直し： 十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動など、健康的な生活習慣を送ることは、心身の健康を改善し、気分の安定に役立ちます。 
• 環境調整： ストレスの原因となっている環境要因を可能な範囲で調整することで、気分の落ち込みを和らげることができます。 
• 休息： 無理をせず、心身を休める時間を確保することは、気分の回復にとても重要です。 

まとめ：一人で抱え込まず、まずはご相談ください 

気分の落ち込みが長く続く場合は、我慢せずに専門家に相談することが大切です。背景に病気が隠れている可能性もあります。 

たての心療クリニックでは、患者様一人ひとりに寄り添い、丁寧な診察と適切な治療を提供いたします。富山市上飯野のクリニックが集まるエリアに位置しており、地域の皆様の心の健康をサポートしています。年齢や性別に関わらず、お気軽にご相談ください。