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悪い考えが続く

はじめに:その悪い考え、ひとりで抱え込んでいませんか?

頭の中で同じ考えがぐるぐると巡り、なかなか振り払えない経験はありませんか?特にネガティブなこと、過去の失敗、将来への不安など、「悪い考え」が頭から離れず、集中できなかったり、気分が落ち込んだりする状態が続くと、日常生活に支障をきたすこともあります。「また考えてしまっている…」と苦しんでいる方もいるかもしれません。

たての心療クリニックでは、皆様の「悪い考えが続く」というお悩みの根本原因を探り、適切なサポートを提供いたします。我慢せずに、お気軽にご相談ください。

なぜ?悪い考えが続く原因と背景にある疾患

「悪い考えが続く」原因は人それぞれですが、大きく分けて心理的な要因、脳機能の要因、環境要因の3つに分類できます。また、背景に病気が潜んでいる場合もあります。心理学用語では「反芻思考(はんすうしこう)」と呼ばれることもあります。

悪い考えが続く主な原因

  • 心理的な要因:ストレス、不安、心配事、過去のトラウマ、自己肯定感の低下、完璧主義などが原因で、ネガティブな考えにとらわれやすくなることがあります。
  • 脳機能の要因:気分や感情、思考をコントロールする脳の機能の不調が関連している場合があります。
  • 環境要因:強いストレスにさらされる環境、過去のトラウマ体験を想起させるような環境なども、「悪い考え」を誘発する要因となります。

悪い考えが続く背景にある可能性のある疾患

「悪い考えが続く」背景には、以下のような疾患が隠れている可能性もあります。自己判断せずに、気になる症状があれば当クリニックにご相談ください。

  • うつ病:気分の落ち込み、意欲の低下に加え、過去の出来事を繰り返し考えたり、将来への悲観的な考えにとらわれたりすることがあります。
  • 不安障害(全般性不安障害、社交不安障害、パニック障害など):過剰な心配や不安が持続し、頭の中で最悪の事態を想像したり、過去の失敗を何度も思い出したりすることがあります。
  • 強迫性障害(OCD):特定の考え(強迫観念)が頭から離れず、それによって強い不安や苦痛を感じる病気です。その不安を打ち消すために特定の行為(強迫行為)を繰り返すことがあります。
  • PTSD(心的外傷後ストレス障害):過去のトラウマ体験がフラッシュバックし、当時の恐怖や苦痛を繰り返し思い出してしまうことがあります。
  • 適応障害:ストレス要因に対して過剰な反応を示し、そのことばかりを考えてしまい、不眠や気分の落ち込みなどの症状が現れます。
  • 統合失調症:思考のまとまりがなくなったり、妄想的な考えにとらわれたりすることがあります。

悪い考えを止めるための方法:専門家と一緒に解決策を探しましょう

たての心療クリニックでは、患者様一人ひとりの状況を丁寧に伺い、以下の様な治療法や対策を組み合わせて、最適な治療をご提案いたします。

  • 精神療法:「悪い考え」の原因となっている心理的な問題や、考え方の癖などを明らかにし、感情の整理や問題解決、考え方の修正などをサポートします。
  • 薬物療法:必要に応じて、不安や気分の落ち込みを和らげる薬、睡眠を改善する薬などを処方いたします。
  • カウンセリング・認知行動療法:考え方や行動パターンを見直すことで、「悪い考え」にとらわれにくくする方法を学びます。思考を中断する方法、注意をそらす方法、問題解決スキルなどを習得することで、症状の改善を目指します。当クリニックでは、経験豊富な公認心理師がご希望に応じ対応いたします。
  • リラクゼーション法:深呼吸、瞑想、マインドフルネスなど、心身のリラックスを促す方法を学ぶことで、「悪い考え」にとらわれた時の対処法を身につけます。
  • 生活習慣の見直し:十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動は、心身の健康を維持し、「悪い考え」にとらわれにくい状態を作るのに役立ちます。

まとめ:一人で抱え込まず、まずはご相談ください

「悪い考えが続く」状態は、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。一人で悩まず、早めに専門家に相談することが大切です。

たての心療クリニックでは、患者様一人ひとりに寄り添い、丁寧な診察と適切な治療を提供いたします。富山市上飯野のクリニックが集まるエリアに位置しており、地域の皆様の心の健康をサポートしています。年齢や性別に関わらず、お気軽にご相談ください。

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