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落ち着きがない

はじめに:「落ち着きがない」ことでお困りですか? 

「じっとしていられない」「いつもそわそわしている」「集中力が続かない」「思ったことをすぐ口に出してしまう」「順番を待つのが苦手」など、「落ち着きがない」と感じることはありませんか?子どもに見られることが多い特徴ですが、大人になっても続く場合や、大人になってから気づく場合もあります。「落ち着きがない」ことが原因で、日常生活や仕事、人間関係に支障をきたしている方もいるかもしれません。 

たての心療クリニックでは、皆様の「落ち着きがない」というお悩みの根本原因を探り、適切なサポートを提供いたします。我慢せずに、お気軽にご相談ください。 

なぜ?落ち着きがない原因と背景にある疾患 

「落ち着きがない」原因は様々です。発達段階における行動範囲内である場合もあれば、何らかの疾患が背景にある場合もあります。大きく分けて、発達上の特性、環境要因、そして疾患の影響などが考えられます。 

落ち着きがない主な原因 

  • 発達上の特性: 子どもの場合、成長過程で活発に動き回ったり、集中力が持続しなかったりすることは自然なことです。しかし、年齢に見合わないほど落ち着きがない場合は、発達障害の可能性も考慮する必要があります。 
  • 環境要因: 家庭環境、学校環境、人間関係などのストレスや、過度な刺激、不規則な生活などが、落ち着きのなさを助長することがあります。 
  • 疾患の影響: 特定の疾患の症状として、落ち着きのなさが現れることがあります。 

落ち着きがない背景にある可能性のある疾患 

落ち着きがない背景には、以下のような疾患が隠れている可能性もあります。自己判断せずに、気になる症状があれば当クリニックにご相談ください。 

  • 注意欠如・多動性障害(ADHD): 不注意(集中力の欠如、忘れ物が多い)、多動性(じっとしていられない、落ち着きがない)、衝動性(考えずに行動してしまう、順番を待てない)を主な症状とする発達障害です。 
  • 不安障害(全般性不安障害など): 不安や心配事が強く、落ち着かない、そわそわするなどの症状が現れることがあります。 
  • 適応障害: ストレス要因に対して過剰な反応を示し、落ち着かない、イライラするなどの症状が現れることがあります。 
  • 自律神経失調症: 自律神経のバランスが崩れることで、落ち着かない、動悸、めまい、イライラなどの症状が現れることがあります。 
  • 甲状腺機能亢進症: 甲状腺ホルモンの過剰分泌により、代謝が亢進し、落ち着きのなさ、イライラ、多汗、動悸などの症状が現れることがあります。 

落ち着きを改善するために:専門家と一緒に解決策を探しましょう 

たての心療クリニックでは、患者様一人ひとりの状況を丁寧に伺い、以下の様な治療法や対策を組み合わせて、最適な治療をご提案いたします。 

  • 精神療法: 落ち着きがない原因となっている心理的な問題(ストレス、不安、過去の経験など)に焦点を当て、感情の整理や問題解決をサポートします。 
  • 薬物療法: ADHDの症状に対しては、注意力を高める薬や衝動性を抑える薬などが用いられることがあります。不安や不眠などの症状が強い場合は、抗不安薬や睡眠薬などが処方されることもあります。薬物療法は、医師の判断のもと、必要に応じて行われます。 
  • カウンセリング・認知行動療法: 注意力や集中力を高めるトレーニング、衝動性をコントロールするスキル、時間管理や整理整頓のスキルなどを学びます。 
  • 環境調整: 家庭や職場、学校など、生活環境を整えることで、落ち着いて過ごせるようにサポートします。例えば、整理整頓された環境、集中しやすい空間を作る、刺激を減らすなどが有効です。 
  • ペアレントトレーニング(保護者向け): ADHDのお子様を持つ保護者の方を対象に、お子様の特性を理解し、適切な対応方法を学ぶためのプログラムです。 
  • 感覚統合療法: 感覚情報の処理に偏りがある場合に、感覚刺激を使って脳の働きを活性化し、心身の発達を促す治療法です。必要に応じて他機関と連携して行います。 

まとめ:一人で抱え込まず、まずはご相談ください 

「落ち着きがない」ことでお困りの場合は、我慢せずに専門家に相談することが大切です。背景に病気が隠れている可能性もあります。特に、ADHDは早期の発見と適切な支援が重要です。 

たての心療クリニックでは、患者様一人ひとりに寄り添い、丁寧な診察と適切な治療を提供いたします。富山市上飯野のクリニックが集まるエリアに位置しており、地域の皆様の心の健康をサポートしています。年齢や性別に関わらず、お気軽にご相談ください。 

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